カブのキャブ

キャブの構造





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(1)メインジェット
(2)パイロットジェット(またはスロージェット)
(3)ジェットニードル
(4)クリップ位置
(5)スロットバルブ

(6)アイドルストップスクリュー
(7)パイロットエアースクリュー(エアースクリュー)

■(1)メインジェット:アクセル全開付近の燃料の量を決めます。
例えば、「♯85」と表され、これは85番と言います。 数字が大きければ燃料が濃くなり、逆に小さいと薄くなります。

■(2)パイロットジェット: アイドリング付近の燃調を決めます。
ノーマルの原付にはこれが固定式になっていて 変更できないのがほとんどです。社外品のキャブや、原付以上の2輪はこれは普通に付いています。 これも#35などの番数で表されます。

■(3)ジェットニードル: アクセル中開度付近の燃調を決めます。
ジェットニードルのセッティングと言うと、ほとんどの場合(4)のクリップ位置の 変更の事を指します。しかし、本来はこのニードル自体にも番数があって、 テーパー(針の鋭さ、角度)などの違いにより燃調を変化させます。 ここまでさわるとなると、上級者向けのレベルです。 普通は変更する必要がほとんどありません。

■(4)クリップ位置:(ニードル段数) アクセル中開度の燃調を決めます。
このクリップの位置を上下に変化させる事により、 セッティングします。左上の図の中に、拡大図があります。 クリップを上に付けると燃調が薄くなり、逆に下に付けると燃料が 濃くなります。

■(5)スロットバルブ: 混合気を発生・制御させる所(この周辺を「ベンチュリ部」とも言う)
ここはアクセル本体です。 これを閉じると止まり、開けると回転が上がります。
ちなみに、 ここの部分の吸気口断面面積がキャブレターの大きさを示します。例えば、 20φ(20パイと呼ぶ。)、24φのキャブがあれば、24φの方が 大きい事になります。 これが大きいと最高主力は上がりますが、逆に 低速側がパワーダウンしたりするので エンジンの仕様に合った口径のものを選ばなくはなりません。

■(6)アイドルストップスクリュー:アクセル全閉時の 回転数を決めます。
ここは燃調にはほとんど全く関係有りません。 このネジを締めるとアイドリング回転数が上がり、緩めると アイドリング回転数が下がります。エンストしないように調整しましょう。

■(7)パイロットエアースクリュー:アクセル全閉付近の燃調を決めます。
右上の図に示してありますが、ここはパイロットジェット(スロージェット) から出る混合気の空気の量を決めます。このネジを締めるとアイドリング付近の燃調が濃くなり、 緩めると薄くなります。一般に、これを一番締めた(力をかけすぎると傷が付くのでほどほどに) 状態から1.5回転戻しが標準とされます。これを3回転戻しても混合気が濃い場合には パイロットジェット番数を下げます。逆に、全閉~1/2回転戻しでも薄いときには パイロットジェットの番数を上げて調整します。

 
■その2:役割■ 各パーツの作用領域イメージ


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